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マツダくんとアカマツくんの夜④

 新学生寮の食堂のウォーターサーバーから飲み水を確保した智裕は急いで旧学生寮に戻ろうとした。しかしその足が止まる。 「シュンちゃあん…あー、イ、イく…イッてええ?」  寮の2階の、割と近くからかなり大きな、エロい、そして聞き覚えのある声がした。思わず智裕は聞き耳を立てた。 「きたなぁ……トコロテンすな!」 (シュンちゃん先輩⁉︎つかトコロテンって、トコロテンするって、あのトコロテン⁉︎は、嘘だろ⁉︎) 「しゃーないやんかあぁ…シュンちゃん、デカマラやもん……はぁ…ドクドクするぅ……。」 (これ、八良先輩、だよなぁ。シュンちゃん先輩のことシュンちゃんって呼ぶの八良先輩だけだし。) 「はぁ、あぁ……シュンちゃん、すご…っ、もぉ…2回もイッてもぉたぁ…。」 「このアホが……すぐ出して終わらせたるっ!」 「ぜんり、つ、せん、突いてぇ……ケツイキさせてぇ…っ!」 (前立腺!ケツイキ⁉︎……うそだろ……うそだあぁぁぁぁぁ!)  智裕はその場から逃走した。

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