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激闘の日【試合開始】
「甲子園、緊張してる奴もいるだろうが、俺たちは限られた時間でやってきた!それを120%発揮しろ!」
はい!
「次に繋ぐんだ!上を目指せ!」
はい!
「よっしゃ、行くぞー!」
おー!
堀の掛け声で円陣を組み、四高野球部は全員心を1つにする。
ベンチの前に1列に並びに、向かい側にあるベンチを見つめた。
審判の呼びかけでホームベースへ駆け足して、近づく最強の相手との距離。
「両校、例!」
試合開始のサイレンが快晴の空に鳴り響いた。
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