「ほんとはナマで挿れたかったけど…茉莉ちゃんのお迎えとかまだだもんね…我慢してあげるよ。」 「あ、あぁ…。」 「拓海、俺の匂い大好きでしょ？俺のベッド、俺の匂いでいっぱいでしょ？」 「んん…ふぅん…うん…すき……。」 「俺毎日ここで寝たり、ゴロゴロしたり…。」 　徐々に智裕の息が近づくことがわかる。 　拓海の心臓がバクバクと高鳴っている間に、ドロドロに解された拓海の秘部にズプリと貫かれた。 「拓海のエッチな姿を想像して毎日マスかいてんだよね。」 「ひゃあああん……！」 （智裕くんが怖いのに、気持ち良くて…あ、前がシーツに擦れて…奥に、挿入(はい)っちゃう…！） 　全てを呑み込ませると、智裕は一呼吸おいて、拓海の悶える背中をじっくり視姦(かんさつ)する。そして中心線を下から上に指先でなぞると、智裕のソレは締め付けられる。 「あぁ、やぁ…だめぇ…んん。」 「拓海の背中、真っ白で綺麗……。」 （なんか俺、やべぇ……俺って虐められたいドMな筈なのに、今すげーこの人を…支配したい。） 「全部俺で汚したい、いい？」 　のしかかるように密着して拓海の耳元で訊ねる。 　拓海は顔を横に向けて目線だけで智裕を捉えながら「はーはー」と息を吐く。 「よご、して……ください……。」