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夏休み閑話【入れ替わってる?】④
ガシッ
「は?」
「ちょっとツラかせや。」
「智裕、顔はやめな。ボディーにするよ。」
裕也は智裕に抱えられ、リビングから追い出された。
そして1分と経たずして裕也の断末魔が聞こえた。
「おい、アイツら何やってんだよ…。」
「うーん……想像したくないかも。」
一起と野村は顔を青くして断末魔が聞こえた方を見る。
そしてすぐに、2人は戻ってきた。
直倫と宮西の目の前に転がされたのは、パンツ一丁姿で且つタオルで猿轡 、手足をガムテープで拘束された裕也だった。
「さぁ、仕上げといきますか。」
「んんんんんんー⁉︎」
高梨と智裕はニヤリと笑い、ティシュで作ったコヨリで乳首や耳の裏、脇なんかをコチョコチョと攻撃する。
一起は唖然としていたが、野村も里崎、ついでに直倫になっている宮西にとってこれは昔の遊びだったので懐かしさを感じた。
「よくやったなー、大竹くんをくすぐり攻撃。」
「あの頃は大竹姉もいたからもっと酷かったわね。」
「さすがにチンコやったときは引いたけどな。」
「ふふふ、久しぶりじゃのぉ、智裕殿。」
「ふへへ、お主も悪よのぉ、優里殿。」
「ふぅ…んんん…んーっ!ふぅ、うぅ……っ!」
裕也は涙目になりながら身悶えた。そして野村と里崎は気付いてしまった。
子供の頃はただ「きゃはは」と笑って苦しんでいたのだが、この歳になるとその行為は性感帯の刺激になる。
ということは、裕也を性的な目線で愛している直倫なら、この姿に興奮するに違いなかった。
そしてそれは立証された。
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