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アカマツくんの懸念①
「ああああ赤松!怖い!マジで怖い!なんなのお前!」
「いやぁ……愛が重いね……。」
「つーかパッと見て生徒会長の方が大竹より小せぇじゃん。大竹が襲われて掘られるなんてことは絶対ないんじゃね?絵的にも厳しい。」
「その辺はよく分からなけど、会長も昔馴染みを見つけて声をかけただけかもしれないし。あと宮西くんも一緒だったからさ。」
「そうそう!宮西の仏頂面って昔っから変わんないし!それで思い出したんじゃねーの?な?」
野村と智裕は全力で直倫をフォローする。
ちーちゃん、もとい、加治屋 が裕也にそういう目で見ている訳じゃないと直倫に言い聞かせるように。
「松田先輩、野村先輩……俺、まだ自信が無いんですよ……。」
直倫は眉を下げて不安そうに2人を見つめ訴えた。
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