801 / 1000
フタリの愛の質量⑥(※)
青臭い苦味を全て呑み込んで、口を離すと、裕也のモノの先端からもトロトロの透明がたっぷりと滴る。
「はぁ…はぁ……ゴホッ!」
「裕也さん……無茶しないで……。」
「うるせー……させろよ……。」
そんな男らしい言葉に似合わない、蕩けた表情と呼吸は直倫の中にあった少しの罪悪感と遠慮を掻き消した。
直倫は強い力で裕也の腕を引いて立たせると、目の前のロッカーに押し付けた。
ガンッとぶつかって、「いてぇ」と呟いて少し見上げると、そのロッカーの使用者の名前が記載されていた。
「トモ……のロッカー……や、やだ、待って……!」
「ごめんなさい、無理です。」
しゃがんで、裕也の下半身の衣服を下げきって、両手で裕也の少し筋肉質で貧しい双丘を割り、そこに隠された秘部を舌先で愛した。
「バカぁ…やめ…ひゃうぅ…んん……きった、ないぃ…ってばぁ……あ…。」
ピチャピチャと直倫によって濡らされている音が響く。襞 が丁寧になぞられていく。
言い様のない快感でゾクゾクすると秘部はキュウと窄み、ペニスから溢れた先走りが陰嚢に垂れてくる。
裕也の排出するものを惜しむように直倫は陰嚢を舐め上げて味わった。男なら誰でも弱いソコの刺激で敏感になった裕也は達した。
ともだちにシェアしよう!