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ツワブキさんのイヤイヤえっち②

 智裕はそんな拓海の顔を覗き込んで、いつものような困った笑顔を向けた。 「拓海、何したいの?」 「うぅ……智裕くんに…ぎゅーってして…ちゅーして……。」 「ぎゅーと、ちゅーと…だけ?」  また意地悪にわざと問いかけた。拓海は智裕に抱きつき、顔をグリグリと智裕の胸板に埋めると耳を真っ赤にした。 「えっち……したい……。」  そのオネダリができた拓海のコメカミに智裕がご褒美のキスを落とす。 「ベッド行く?」 「うん……。」  智裕はそのまま拓海を横抱きにして慣れた寝室に運んでいった。

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