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第5話 ミニコとアルフレド -1-

新しい公園で僕は個室を与えられ、同時に調教師を一人付けられた。 「宜しく、325(ミニコ)。俺は君専属の調教師で、アルフレドと言う。敬称は無しだ」 「……宜しくお願いします」 僕の専属調教師と名乗った"アルフレド"は黒髪黒目の背の高いハンサムな男性。 当然だが僕より年上。よく分からないけど、三十歳前そう。 そして僕を耳ごと優しく撫でる大きな手。 この手、好き。 僕は一目で彼に懐いた。 それから僕達は寝食を共にした。 調教師が望む姿や行動……つまり、"正解"の仕草をすると彼らは僕を優しく撫でて甘いお菓子や飲み物をくれた。 そしてこの公園では、僕は犬人として、『耳』と『尾』だけを出すように指示された。 昔を思い出しながら指定に答え、僕は生活している。 まぁ、完全人型もたまになるけどね。 ちなみに僕…犬人は全裸だ。 まぁ…服は窮屈だから僕はこっちの方が良い。 それから眠る前には、調教師のアルフレドのペニスを好きに舐めたり咥えたり。 僕、アルフレドが嫌いじゃないからペニスをしゃぶるの苦じゃない。 むしろ尻尾を振ってしまうくらい、好き。 アルフレドの透明なのも白いもの、好きで全部飲んでる。 そして僕はアルフレドから、あの白いヌルヌルが"精液"、透明なのが"先走り"だと教えられた。 僕はまだ先走りだけだけど、その内、白い……精液も出せるかな? たまに寝る前にアルフレドにペニスを扱かれて気持ち良くなる僕は、透明な汁をすぐにぴゅくぴゅく流す。 大好きなアルフレドの手が離れると僕、切なくて「きゅん」と鳴いちゃう……。 その様子にアルフレドは僕を撫でながら、「将来の御主人様にして上げると良い。喜ばれるよ」と言う。 『御主人様』? 御主人様が喜ぶなら、アルフレドは? アルフレドは喜んでくれてる? アルフレドの手をペロペロしながら僕は彼の瞳を覗く。 優しく、綺麗な黒。 うん。アルフレドは喜んでくれている。 大丈夫。 僕はそう判断して、彼に乗り上げて尾をフリフリしながら顔にたくさんペロペロするようになった。

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