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「わああああ」 外資系ホテルのスイートルーム。 シックな調度品がずらりと並ぶ無駄に広い部屋を駆け足で横断してカーテンを開けば夕闇に瞬き始めた街並みが一望できた。 「すげぇ」 先程までのしょ気具合が嘘のように贅沢な夜景にワクワクして見惚れている紅唯千の背後へ遅れてやってきた辰巳は。 「あ」 男子高校生なる恋人を思いきり抱きしめた。 「た、辰巳さん」 「まだ着いてねぇよ」 「え……え?」 「俺が行きてぇところに、な」 予約していたスイートへ招かれた紅唯千は逞しい両腕による抱擁に頬を紅潮させ、もぞもぞ、頭上を見上げた。 「辰巳さん、この部屋に来たかったんじゃないの……? まだどっか行くの?」 上半身に絡みついていた腕が解かれたかと思えば肌の上を大胆に彷徨い始めた両手。 前リボンつきミニ丈バルーンスカートの内側にまで。 ニーソが届かない絶対領域太腿を露骨に撫でられた。 「ン……っ」 「お前のなか」 「あ、ぅ……ぅ……え……っ?」 「お前んなかに今すぐ行きてぇんだよ、コイ」 太腿どころか今日のために購入した女物ランジェリーの大事なところまで。 思春期十代でキュンキュン多感なアソコをサテン生地越しに強めに撫で上げられた。 「や、だ……そんなこと言うなぁ、スケべぇ……っ」 「俺の夢を現実にしてもらわねぇとな」 「ひゃっ!?」 いきなりお姫様抱っこされて紅唯千はびっくり赤面した。 そのまま隣り合うベッドルームへ持ち運ばれてキングサイズのベッドへどさり。 まだ夜の入口という浅い時間帯、大好物に飢えていた組長は長々と尖らせていた牙をここぞとばかりに剥く……。 「あっんっ……あんっあんっ……あん……っ」 素っ裸にされて、涙と汗で化粧は落ちて、女装男子でなくなった紅唯千。 同じく全裸の辰巳に跨らされて、真下からデカチンでズンッズンッズンッズンッ、規則的にお腹の底を突き上げられて、ずっと不安定にガクガクしっぱなしだった。 「三ヶ月ぶり、なのにっ……最初っからはげひぃよ、コレぇ……おしり裂ける……ッッ」 「裂けねぇよ。奥まで美味そうに呑み込んでんじゃねぇか」 「ふぇぇぇん」 「コッチだって濡れて勃ってんじゃねぇか」 恐ろしく剥け育ったデカチンと比べればカワユイ紅唯千、根元から先っちょまでジンジン熱せられて空中でぴっくんぴっくん跳ねている。 身を起こした辰巳に組み敷かれてガンガン厚腰を打ちつけられると屈強な体の真下で華奢な彼は悶絶した。 「あぅぅっ……たっちゃぅ……俺のぉ、いっぱい……濡れちゃぅ……ビンビンたっちゃぅぅ……っ」 背中に刻み込まれた漆黒の龍を絶え間なく揺らめかせて辰巳は満足げに笑った。 「お前専用になってやるよ、コイ」 「っ……こんな、おっきぃの……おれぇ……面倒みきれなぃ……ッッ!」 「可愛がってくれよ」 「あっ!あっ!あっ!っ……しんじゃぅっ……おしりしんじゃぅーーー……っっっ!!」 最強一途デカチンで一番奥を徹底的に愛しまくられて、ジンジンしていたとろとろペニスまで愛情たっぷりしごかれて、紅唯千は濃厚絶頂に至った。 波打つ龍に思いっきり爪を立てて辰巳の絶頂もお尻で健気に呑み干した。 「コイ」 め、面倒みきれるかな、コレ。 「……たちゅみ、ひゃ……ん」 「お前になら飼い慣らされてやる」 恐れ多くも身も心もノックアウトぎりぎりなお言葉に紅唯千は「ひぃん」と甘い悲鳴を上げるのだった。

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