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絶対こんなん風邪うつるだろ。
「あっ、あんっ、熱いっ、熱いよぉっ、奥熱ぃ……っ」
ひんやりした大理石のキッチンカウンターに片頬をくっつけた紅唯千はヒンヒン泣き喘ぎっぱなしだった。
夏風邪真っ最中とは思えない腕力でいとも簡単にボクサーパンツを剥ぎ取られ、水玉エプロンはつけたまま、一瞬にして全身滾り渡った辰巳に……お尻ペンペンならぬお尻パンパンされた。
細腰を掴んで固定され、立ったまま後ろから、初っ端からそれはそれは激しく、いきなり奥まで。
「っ……寝室から追い出したくせにぃっ……うつるっ……絶対風邪うつるっ、明日から夏休みなのにぃっっ」
「バカは風邪引かねぇって言うだろ」
この病人ひでぇ。
「ううぅぅぅっ……バカでも、こんな奥までナマでガンガン突かれたら……っう、つ、る、ぅ……!」
いつにもまして火照った昂ぶり。
体の奥底を鉛じみた熱に溶かされていくような気がして紅唯千はビクビク身悶えた。
一方、夏風邪真っ最中で理性が溶けかけている辰巳、女装しなくとも水玉エプロンを自然と着こなしている男子高校生に興奮が止まらない。
徐々に解れ、柔らかくなってきた肉孔に小刻みにペニスを抽挿させる。
張りのいい艶めく双丘に五指を喰い込ませ、いつになく凶暴な本能に従って病みつき必須な締めつけを貪った。
初めてのお宅訪問にして隅々まで磨かれたキッチンで病人であるはずの組長彼氏にたんまり貫かれる。
口では嫌がりながらも否応なしに昂ぶってしまい、お尻の奥の奥まで傲慢なデカチンに支配されて、紅唯千のペニスもエプロン下で素直に起立していく始末だった。
「だ……っだしちゃだめ、中出しだめっ、風邪菌はいるっ、うつっちゃうッッ」
「ッ……コイ」
「あーーーーーっっ……だからっ……も、ビクビクしてっ……これっ、もぉ射精しそぉっ、だめっ、抜いてっ、ナカだめーーーー……っ」
「ッ」
「ッ、ッ、ッ……や、や、や……っ……デカチン、いってる……ッ……俺んナカで射精して……ッう、う、うつる……ッ……風邪ひきたくなぃーーー……ッ」
キッチンカウンターに縋りついて呻吟している紅唯千の背に、息を荒げた辰巳は密着した。
肉圧の増すアナル奥でしぶとく白濁を弾きつつ、エプロン裾から股間へ片手を突っ込み、探り当てた起立ペニスをしごき立てた。
紅唯千は内腿をゾクゾクさせて容赦ない掌に成す術もなく達した。
「あっあっあっあっ……いくっ、いくっ、いくっ……っ……っ……っきもちい……きもち、いっ……きもちいいっ……」
あっという間に汗をかいた首筋を無造作に舐め上げられると、全身がゾクゾク、まだ掌に囚われたままのペニスが盛んにピクピク。
「も、やだ、ぁ……っ辰巳さ……」
「こっち向け、コイ、ここに座れ」
「えぇぇえ……?」
体の向きを変えられて、キッチンカウンターに座らされて、裸エプロン状態の紅唯千はTシャツもハーパンも身につけたままの辰巳と向かい合うことに。
繋がりが浅くなっていたペニスがまた奥にズブリと押し戻された。
「あんっっ」
う、うそでしょ。
病人のくせ、この人、二連発かます気ですか。
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