5 / 98

~よるのばけもの~

パパは警察官というお仕事をしている。 ママが言うには――とても偉くて誇り高いお仕事なんだって。 ――それなのに、 どうして、夜になると恐ろしい化け物になるんだろう――。 確かにママの言うとおり、昼間は僕に優しく微笑んでくれたり、一緒にキャッチボールをして遊んでくれたり、たまに町に来る大好きなサーカスに連れて行ってくれたりする普通のパパなのに――。 「アレン……お前はいけない子だ。パパがお前のために気高き儀式をしてあげているというのに……うわのそらだなんて。また、この前のようにお仕置きされたいのかい?」 パパという呼び名の夜の化け物は気味の悪い笑顔を浮かべながら、僕の体をまさぐっていたけれど――ふと、その手を止めると氷のように冷たい声で僕に容赦なく言い放ってきた。 「そうだな――今のお前の写真を撮って、幼なじみのエディやジャックに見せてあげようか?きっとエディやジャックだって、ワタシと同じ事をしてくるに違いないさ……ジャックなんて大喜びするに違いないよ」 「……っ…………!!?」 僕はパパという呼び名の夜の化け物の言葉を聞いて、みるみる内に顔が真っ青になっていったてしまう。 ーー夜の化け物が僕にしている儀式は普通の事じゃないと何となく分かっていたから。 ーー僕は普通じゃなくなるという事が、とても怖いんだ。 ーーいずれは僕も夜の化け物になってしまうかもしれない……目の前にいるパパのように。 「ごめんなさいっ……ごめんなさい……!!」 「いい子だ――アレン。これからも、悪い事をした時は今のようにきちんと謝るんだよ。ご褒美に、今度サーカスに連れて行ってあげよう。もうすぐ、お前の誕生日だからね」 僕が必死で謝ると、夜の化け物は機嫌を直したらしく――また、気持ちの悪い貼り付けただけの笑みを浮かべながら僕の体を触ってくる。 「……あっ……んっ……あんっ……!!」 夜の化け物が僕の胸元にあるピンク色で固くて敏感な部分を指でグリグリと押し付けたり、つねったりしてくる。すると、体全体がビリビリと雷に打たれたみたいな痺れる感覚に襲われて本当は出したくない筈なのに勝手に変な声が出てしまう。 「はあっ……はっ……アレンのここはピンク色で綺麗だ――それに、こんなに膨れて……んっ……」 僕の固くて敏感な部分を指で押し付けたりつねったりと好き勝手にしてくる夜の化け物は、息を荒くしながら今度は僕の胸元にあるピンク色で敏感な部分を自分の舌でグリグリと押し潰してくるのだった。

ともだちにシェアしよう!