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第7話

副社長、ここはカラオケボックスでございます。 密室ではありますが、監視カメラが設置され作動しておりますでしょう。 「副社長、スラックスがダメになってしまいますので、この様な場所ではおやめください。」 「む、そうか。ホテルへ移動するか。」 しないという選択肢は無いのでございますね。 私は奪われた伊達眼鏡を顔に戻しまして、副社長の後に着いて行くのでした。 嗚呼、なぜこの様な事になってしまったのでしょう。 副社長はご機嫌なご様子で、鼻歌を口ずさんでおります。 タクシーは無情にもホテルに向かって進んで行くのでございました。 ダブルベッドが目の前に広がっております。 私、実は股間の巨大なジミーさんのせいか、未だ脱童貞しておりません新品未使用なのでございます。 三十路手前でお恥ずかしい事ではございますが、どのように振る舞えば良いのか皆目見当もつきません。 「おい、ジミー緊張し過ぎだ。」 「申し訳ございません。私は男女合わせてこの様な事態に陥った事が大変少なく、私のジミーさ、、、逸物を目の当たりにされた方々に、全て断られて来た人間ですので慣れておりません。」 私はお手上げのポーズ中にございます。 「N☆A☆N☆D☆A☆T☆O!?お前が俺の運命の相手だったのか!?」 ヒィイィイィイィイィッ!!!? 「いえ、滅相もございません。その様な事は決してございません。」 童貞は面倒だと切り捨てて下さって結構にございます。 副社長は一息に全てを曝け出しますと、その立派過ぎる体格で私に飛び掛かってまいりました。

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