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第21話

あの日から2週間、ほぼ毎日皆勤で副社長が資料室に参ります。 ただし私にも仕事がございますので、昼休み限定です。 短い時間でオフィスで行う秘め事は中々にスリリングではありますが、もう「ここはオフィスです」とは、誰にも言えません。 副社長がこちらに日参するようになって、資料室から漏れ出る嬌声に気不味さからか、他の逢引カップルは来なくなりました。 それから、私も2週間のSEXで無事マグロから卒業させて頂きました。 やはりジミーさんの主としてマグロの下手くそでは、巨根の名折れであると認識しました。 動く下手くそはどこでも嫌がられるものです。 テクニシャンな巨根として、ジミーさんを鍛え育てて下さいます副社長は本当に素晴らしいです。 日に日に私は副社長の淫靡な肉体と、男らしい人柄に惹かれていくのを自覚しております。 副社長もそうであれば嬉しいですが、何せ付き合うキッカケの副音声が、身体目当てだと私の心を縛り付けます。 そんな副社長ですが、今日はまだ資料室にいらっしゃいません。 珍しい事もあるものです。 社用で外出なさっているのかもしれませんね。 静かに仕事が出来ますが、副社長に溺れ始めている私は、この静けさを寂しいと感じています。 カララ ドアの開く音がしたので、副社長が来たのかと席を離れ出迎えに行きます。 そこにいらっしゃいましたのは副社長ではなく、副社長の元セフレの可愛い系男性でした。

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