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第32話

副社長が目を覚ましましたが、まだ蕩けの残る顔をしていらっしゃいます。 「俺、孕んだ。間違いない、、。」 副社長、身体が女性的になっても、それだけは断じて有りません。 女性ではないのですから。 ですが下腹を愛しそうに撫で摩る姿は、妙に母性が溢れていて美しく感じてしまいます。 「副社長、なんでそんなに妊娠したいのですか?」 あまりにも「孕む、孕む」と言うので聞いてみました。 「チクニーのせいで女性ホルモンが多くなってだな、母性が止まらないんだ。」 驚愕の解答を頂きました。 「へぇ、でしたら妊娠出来れば私のでなくても良いのですか?」 「いや、そんな事は無い。ジミーの大量のコッテリした種じゃないと無理だろ。」 「私のジミーさんだけが目当てだったのですね。」 私は表情を暗くして返事をします。 あくまで振りですが。 深い母性の割に俗物的、やはり郷ちゃんはしっかりと男性なのです。 「だ、だからそんな事は無い。ジミーはその、俺の好むSEXを分かってくれるし、色々と優しいのがSEX中や後の行動で、よく分かる。お、俺もどうしたらいいのか分からないくらい、ジミーの子を孕みたくなってしまう。出来ない事はよく分かっているんだ。」 郷ちゃんの本心を聞き出す事に成功しました。 なんか、めちゃくちゃ可愛いのですが、どうしたらいいのでしょう。

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