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第33話
私は自分の気持ちを自覚していますので、こんな事を聞いたら胸がキュンとするのは当然でしょう。
ジミーさんにもググッと血が通いそうになります。
「副社長、郷ちゃん、私は貴方が好きですよ。大きくて逞しいところも、変態でエロティックなところも、男らしい性格なのに乙女なところも。」
郷ちゃんが強引に運命の相手としてお付き合いを強要されたのですが、付き合ってみればこんなに素敵な方で、私は毎日メロメロになっていきます。
「、、。俺は、そのジミーに会うと、最近ドキドキしてなんかダメだっ。その、こんな気持ちは誰にも持った事が無くて分からない。」
郷ちゃん可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い。
「では、分かるまでゆっくり付き合っていきましょう。」
私はゲイとして生きる覚悟を決めました。
郷ちゃんを完璧に自分のオンナとして見ている事を認めます。
「ああ、本当にもうジミーだけだ。あいつに抱かれたのは嫌でやめさせてほしかっ、、うっ、うっ。」
郷ちゃんは泣き出してしまいました。
私は郷ちゃんの頭を抱え、泣き止むまで撫でる事にします。
「申し訳ありません。言い訳ですが、彼の全ての未練を断ち切るためでした。それに彼は慌てて忘れていますが、さっき撮った脅しネタを私に消させるのを忘れて行きましたよ。だから、何度来ても追い払えます。これからは、私だけが郷ちゃんの身体を可愛がります。もうどなたにも郷ちゃんを抱かせません。」
「ジミー、お前、、。ちゃっかりしてるな、、。」
当たり前です。
もうあのアホの相手はしたくありません。
ああ、今日予定していた業務は終わりませんでした。
可愛く甘えてくる郷ちゃんが優先です。
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