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第42話
(郷太郎サイド)
中学生とは血気盛んで遊びと飯とオナニーで生きる年代だ。
寮は二人一部屋だが、それぞれの個室が設けられている。
俺もご多聞に漏れず、消灯後は個室でAVを観ながらセンズリをする。
だが、女優モノでもホモAVでもチンポは勃つが射精に時間がかかり過ぎたり、イケない事もあった。
そんな事周りに言えない。
色んなAVが回ってくるのだが、ある時ホモAVの中で、俺に希望を与える一枚と出逢った。
『連続絶頂☆乳首イキ!!〜お前は今日からメスになる〜』
これが俺の出逢ったAVのタイトルだ。
内容はひたすらにウケの乳首を弄くるという物だった。
ウケは勃起してないにもかかわらず、何度も「イクーっ!!」と叫んで腰を震わせる。
何度も繰り返した後、潮吹きした。
本当にイっているのだと分かった。
分かってしまった。
俺は寝巻き用のシャツを脱ぎ捨て、自分の乳首に触ってみる。
ジンとして、背中がゾクゾクした。
俺には乳首の才能があるかもしれない。
ロマンを感じた。
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