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「沼の家族って、ゆず先生だったんだね!いいなぁお兄さん!!」 「え!?旦那の子供ってマジで先生なの!?」 「ダンナノコドモ?」 「あ、えっと、ゆ、ゆず先生。」 「そーだよ!オリエンテーションの時に指示してたじゃん!!」 「そんなのあったっけ?」 「制服もらった日だよ!」 「制服はいつの間にか家にあったよ?」 「え?じゃあ、答辞のことお願いされなかった?」 「それは昨日プリント見て知って(授業回数免除のために)引き受けたよ。」 「そ、そーなんだ。」 マジでここの教師なのか。ここ進めてきたのもよく考えたらアイツだよな? オリエンテーションの時も行きたくないといったら行かなくていいと言われて家にサイズぴったりの制服と封筒が置いてあった。全部アイツがやった…のか? 「おいそこ!黙って俺の話を聞けっていったよな?」 少し…いや、すごく黒いオーラをだして注意をされた。まるで俺たちはメデューサに睨またかのように大人しくした。

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