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幸せすぎて
***
やばい。うれしい。何事に対してもテキトーな康太が、俺とのことはちゃんとしたいって思ってくれてるなんて。
特別感満載。
俺だけ。
ああぁ幸せだあ。
「康太、ありがとう。超好き!」
幸せな思いのままに康太に抱き着くとあっさりと後ろに倒れた。
まぁ、残したいって言われても、俺は我慢できないわけで
でこ、目尻、鼻、頬、顎、と唇を触れさせる。
「ふはっ、こそばい。」
首筋、鎖骨
「ちょ、悠っ」
Tシャツをまくって胸元
「おい、こら、さっきの俺の話聞いてた?」
「うん、聞いてた。」
「じゃあっ」
「大丈夫。康太が覚えてなくても、俺がちゃんと覚えてるよ。」
「でもっ、」
「今回だけ、この一回だけだから。」
俺は見てなくて、他の野郎が見た顔があるかもしれない。
俺の知らない可愛い康太がいるかもしれない。そんなの耐えられない。
「俺にも見せて。お願い。」
俺の考えてることを康太は上手く汲んでくれる。だから、今回もわかってくれる。
「っ、あ、あかんかったら殴って寝かせてもええからな。」
「そんな力ないよ?」
何やらかすつもりなんだろう。
ちょっと怖い。でも、やめない。
胸元で止まっていた唇をさらに下へ進める。
浮き上がったあばらにおへそ、ズボンと下着をずり下げて腰骨、膝まで一気に下げるとちょっとだけ反応した康太のモノが出てくる。
「ん、フッ」
唇が移動する度に康太の体がびくびくと跳ねる。
ぷくりと雫を湛えたそこにはあえて触れず、足を持ち上げて内もも、膝の裏、脛。
「んっ、ぁ」
なんでさわってくれないの?って顔してる。エッロ。
「康太、うつ伏せになって。」
「え、」
「後ろ側にもいっぱいキスしたいから。」
そういうと表情だけは渋々ころりと反転してくれる。基本的に康太は照れ屋で素直じゃない。
なんでもいやいや言うし、甘い言葉をなげかけてくれることなんてほとんどない。
でも、口で言う割に体はそんなことないんだよね。
よくある「口では嫌がってるが体は素直だな」ってやつ?1回言ったらその日はお預けになったから二度と言わないけど。
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