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第10話 告白

 懇願するように隼人さんが僕の顔を見つめる。 口を離して上目遣いで隼人さんを見ると、色気ムンムンに苦しそうに言うもんだから僕は緊張しながらも首を縦に振っていた。 再度ベッドに招かれると追加でオリーブオイルをぶっかけられ、隼人さんが跨ってきた。 下はもうそこまで隼人さんのモノが充てられている。 未知の体験に僕は興奮と怖さで体が小刻みに震えていた。 隼人さんは優しくキスをしながら僕の中へと入ってくる。 徐々に押し込まれる部分が熱い。 「うっ……ふっ」  恥ずかしさと怖さで瞑っていた目を開く。 僕の顔色を伺いながらゆっくり入れてくれている隼人さんの蕩けるような顔が愛おしくて思わず手を伸ばす。 小さく漏れる吐息に興奮して涙が出そうだ。 ゆっくり、僕の身体に隼人さんのが奥まで入ると、下っ腹まで苦しくなるようだった。 鈍痛のような苦しさに思わず奥歯を噛みしめる。

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