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涼太の告白
涼太の手がズボンの中へと滑り込んできた。
「ちょっと、待て!!」
「これ以上は待てない。僕、ネコだけど、真生のために頑張るから、その・・・下手でも笑わないでよ」
「ネコ!?」
「抱かれる方のこと!抱く方はタチ」
「なるほど・・・って、俺が、涼太に抱かれる方か・・・嘘だろう?」
「キスだけで終わりだと思った!?」
素直に頷くと溜息を吐かれた。
「こんな中途半端で終われる訳ないでしょう」
下着の中へ入り込んできた彼の手に、自分のモノをじかに握られた。
他人に触れられるのが久し振りで、驚きのあまり声を上げた。
「もう、こんなになっているのに?」
悪戯っぽく、くすっと笑い、上下に優しく扱き始める涼太。
流石に手慣れている!
って、のんきに感心している場合じゃないか。
「真生、どう、気持ちいい!?」
「う、うん」
次第に吐息が熱を帯びていく。
竿の部分を強弱をつけ扱かれ、カリの部分を指先できゅっと、強く摘ままれば、ニュル~と先端から、白い粘液が溢れ出てきた。
「声、出してもいいよ。もしかして、蓮くんの事気になるの?パパが、りょうにいにと、エッチな事しているの見られたくない!?」
「分っているなら・・・意地悪するな」
完全に屹立し、プルプルと揺れる先端から次々に白濁が溢れ落ちてくる。
その蜜で、竿が濡れる感覚に体が戦慄く。ゾクゾクする。
「・・・あっ・・・あぁ・・・う”・・・」
我を忘れるくらいの気持ちよさに、声が漏れそうになり、慌てて口を押えると、彼に笑われた。
「腰がぴくぴくいってる。出すなら、出していいよ」
一層強く扱きあげられーー、目の前がちかちかと明減し、
「あ、あっ・・・ん」
気分の声とは思えないくらい、甘ったるい声が上がり、涼太の手の中に、どろっと濃いめの蜜を放っていた。
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