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第6話
腰を引き寄せられくるりと回った身体はベッドに引き倒されてしまう。高槻を組み敷いた阿良々木は口元を歪めて愉しそうに嗤っていた。
「ほら、膝を開け」
膝を立ててもじもじと腰を揺らしていた高槻は、おずおずと膝がしらを離していく。けれどあまりに緩やかなスピードに焦れた阿良々木は膝を掴むと、マットレスに接するまで強引に開いた。
「あ……っ」
薄手の白いストッキング越しにレースのパンティが透けて見える。そしてその中心で隆起した存在までも露わになった。
「淫乱」
前にこの言葉を聞いたとき阿良々木は言った。褒め言葉だと。プチチチ……とストッキングが音を立てて裂ける。ふくらみの下から後ろ方向に裂け肌と下着とがむき出しになった。
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