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第8話

両足を引き上げ、好きなように体勢を変えながら…激しく揺さぶり続けるタツ。 のしかかる巨体を力なく腕で押し返しながらその行為を拒絶するアキラだが… タツは構わず押さえつけ、アキラを犯していく… 動きを緩め、アキラを押さえつけながら、しばらく斜めから貫いたあと… 再び四つん這いに仕向け、後ろから太い塊をアキラを壊す勢いで突き刺していく… 腕でその強行を支えきれず、肘が折れ、床に顔や肩を打ち付けられるアキラ… 「ぅッ痛、ァ、ゃ…嫌ッも、…ッ」 あまりの激しい攻めたてに… 下半身が麻痺してビクビクと無意識にタツを締め付けてしまう… 「ヘッ、いいじゃねえかッ!淫乱野郎がッ!」 さらに快感を得るため、言葉と同時に前をキツく絞り、アキラを苦しめるタツ… 「ッあ、嫌ッ…ぅ!…ッ」 「っ!オラ、オラ…ハァ、ハァ…」 それでソコをよりいっそうしめつけられたタツが息を荒げながらようやく熱い白液をアキラの体内に注ぎ込む… 「ん…っ、ハァ、ッ」 その感覚に背筋を悪寒が走るような思いのアキラ… 身体を震わせる… しかしタツはアキラからすぐには抜かず… 後ろから羽交い締めのように抱きかかえて離さずに、アキラの前を片手で弄りはじめる。 「ッ、ァ痛!ん、ハァ…や、っ」 火傷の痕に触れられる度に、ビリッと痛みが走る… 息も絶え絶えに、うつむいてタツの行動に耐えるアキラ。 「これで…今度、来るときには少しは従順になるだろ、なァサクヤ…」 アキラの顎を持ち、自分の方に向かせながら言うタツ。 「ッ…」 アキラはタツを睨む… 「ケッ、まだ反抗する気力があるのか?見た目によらずの精神らしいな…こんだけヤっても涙もみせやしねェ…」 タツは、自分と繋がっているアキラの後ろを指でなぞり… 滴る液体…、アキラの血液とタツの体液が交じりあったモノをアキラの顔へなすりつけ、涙の線をつけていく… 「次は絶対泣かせてやるからな…覚悟してろよ…」 そう不気味に笑うタツ… 挿入したまま徐々に回復していくタツの圧迫感… 「ん…ッ、ァ嫌…」 タツはアキラの細い腰を両手で持ち緩く前後へ動かす… 溢れ出す体液のせいで、接続部は淫らな音をたてて…ソコを滑らす… 「どうだよ…ヨクなってきただろ…」 耳元でそんなことを呟くタツ。 「痛っ、いい…わけ、な…ァ、ぅッ」 必死に首を振るアキラ。

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