「……」 アキラは柔らかく微笑んで、みずきのジーパンのホックを外し、ファスナーを下ろしていく… そして指で直接、みずきの中心部へ触れる。 「っ、」 アキラに触れられ… ピクッとすぐに反応を返すみずき…。 アキラは、横髪を耳にかけ… そのまま、自分を求める感情を伝えているみずきのソレへ唇を近づけて… 側面を舌でなぞり… くわえ込むように舐めていく… 瞳を閉じて… 最初は緩く舌を絡めるアキラ。 「ん…ﾊｧ、っ…」 アキラの慰めに、すぐに呼吸が上がり、快感を受けるみずき… アキラの首筋や髪に触れる。 愛おしく撫で、快感を表現する。 「…アキラ、…ッﾝ」 この喜びを与えてくれているのが、アキラだから、尚更… 「な…みずき？」 アキラは、唇での愛撫の合間にポツリと聞く… 「…、ん…？」 呼吸をあげながらも、アキラの言葉を待つみずき。 「みずきは…今のオレに、満足してる…？」 アキラは少し顔を上げ、みずきの表情を瞳に写し囁くように、そんなことを聞く… 「…、…ん、当たり前、だろう…」 優しく頷くみずき… アキラを愛しくみつめる。 「本当に…？」 もう一度、確認してしまう… SEXもろくにさせないオレでも…本当にイイのか？ 普通、嫌だろ？ 「こんなに…、俺を、幸せな気持ちにさせてくれるのは…喜ばせてくれるのは、アキラだけだから…」 愛撫をやめて答えを待つアキラへ… こめかみ辺りにキスを落としながら… 感謝の気持ちを伝えるみずき…。 アキラの気遣いが…痛いほどわかるから… 「でも…、本当に、そんな気を遣わなくていいんだ…アキラ、体調が悪い時はお互いあるだろうし…アキラだけが気に病むことはないから…」 アキラが、こうして奉仕してくれるのは、自分とSEX出来ていない事を気にしていて… 負担をかけていると相手の気持ちを察して…自分を責めているからだ…。 アキラは…優しくて、プライドが高いから… アキラは…与えられるだけは嫌だ…と、そう言葉で伝えてくれた事がある…。 自分が与えているモノ…それは、ここの住まい全部であり、俺のアキラへの労りすべてがアキラにとっては与えられているモノなんだ… だからアキラは…それに見合う謝礼が出来ないと、プライドが許さないようで…