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第73話
そして、ズブッと…前触れなく一気に挿入していくカイ…
「ぅァ、あぁッ…もっ、や…、んっ」
新たな感覚に…
気持ちは拒否しても…
意志に反して暴れる高ぶりを早く解放したくて、身体は欲しがってカイもぜんぶ受けいれるアキラ…
「嫌ッ…ぃッ、あッ…嫌だ、ッ」
その角度から前立腺がより一層刺激され、ビクビクっと身体が震えるアキラ…
待ったなしに揺さ振られ喘がされる…
痛くて、苦しくて…逃げたくて…
首を振って嫌がるアキラだが…
「どーだ?カイ、そいつは…?」
悠長に聞くのはタツ…
「っなかなか、いいッスね…すごい、シメツケてくる…」
腰を揺さ振り、性的快感を煽りながらタツに答えるカイ…
「ん、ぁッ、苦し…はや、く…ッ」
締め付けは限界を越えて麻痺した身体のせいなのだが、それさえタツたちを喜ばせる材料にすぎない…
ただ玩具のように犯され続けるアキラ…
カイが達する時には、もうぐったりして言葉すら出ない放心状態だった。
「タツさん、次どうしますか?」
カイはアキラから抜き去り…
タツに聞く…
「意識あるか…?」
タツが確認すると…
「んッ!」
カイはアキラの前を掴んで…
反応を返すアキラを見て…
「一応、」
短く答える。
「よし、そのまま連れて来い、」
タツはカイに命令する。
「っす、」
カイは自分のモノをズボンにしまい、アキラを起こし、前から抱き上げる。
「っ…ぅ」
ぐったりするアキラをタツの元へ運ぶカイ。
「このままヤるからな…」
面倒くさくなったのか、タツは壁にもたれかかり座ったまま足を開き…
アキラを自分の腹の上に同じ向きで座らせる。
片腕で人形のようなアキラを支えながら…
もう片方の手ですでに勃起している自分のモノをアキラのくぼみに充てがえる。
「サクヤ、寝るにはまだ早いぜ?てめぇは俺らの玩具だからな…」
そう、耳元で脅すように囁き…
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