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第8話

「パンツっ、返せって!」 ポイッとソファの向こうに投げられる。手なんか届くわけもない。 無理やり脚を開かされ、そのまま躊躇いもなく彼が顔を埋めてくる。 「やぁっ」 変に裏返った声が出てしまった。 玉の裏っ側から先端まで、丁寧に舐められる。スキンヘッドを押し返そうとするけど、もちろん微動だにしない。 こいつ本当に舐めるの好きなんだよな。俺、自分の体で舐められたことがない部分なんかないかもしれない。下半身なんか丸ごと味見されたようなもんだ。 「アンダー処理して正解だったな」 彼は笑う。 「舌触りがいい」 どこかの料理人みたいなこと言うから、本当バカじゃねぇのかって怒ってやった。 まぁ、彼が喜ぶならやってよかったんだろうけど。 「こっちも」 舌先が、そのまま玉の奥に滑っていく。 今や彼のモノとなった、俺のケツの穴。 脚をさらに広げられ、奥の奥までさらけ出す。 朝の日差しのもとに晒すのはさすがに恥ずかしくて、体が固くなった。 「ハニー、リラックスリラックス」 軽くウインクしてくる。自然と体の力が抜けた。

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