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第12話
「すぐよくなるさ」
ギュッと俺を抱きしめて、優しく囁いてきた。
「いつもよりキツくて気持ちがいいんだ」
そのまま、喉の奥で笑う。
「っ、ばかっ、あ」
本当バカじゃねぇの。引っ叩きたいけど、捕まってないと落ちそうだから手も離せない。
体の汗ばみを直に感じて、内側からの彼の熱にも翻弄される。そのままのぼせて溶けそうだ。
「ね、あたま、ぼぉっと、する」
舌ったらずになっちゃうのもご愛嬌ということで。
これでも別荘にいたときより、少しは甘え上手になったつもりだよ。ちゃんと愛情表現しないと、彼に悪いから。
「ハニー、愛してるよ。俺に夢中になるお前は、世界で一番綺麗だぜ」
目を細めて微笑む。その顔がすごく好きなんだよなぁ。
「俺も、お前の笑顔、超すき」
おんなじくらいとろとろに笑って、唇を重ねる。
もうどうしようもないよね俺ら。
本当にもう、お互い無しじゃ生きていけないよ。
「っ」
途端、俺の中にいた彼のムスコが疼いた。
いつもに増して太く、俺の穴が限界まで広がる。
「ちょ、お!」
マジで裂けそう。もう広がらないってくらい、穴を広げられた。
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