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第7話
ずっと側にいたいとこんなにも願ったことはあっただろうか?
いや…おそらくない…夏南が他に笑いかけるだけでも胸がモヤモヤする…
でも…琢磨の友人…これ以上踏み込んではだめだと自分に言い聞かせ想いに蓋をしていた
夏南と一緒にいるようになり始めのうちは女の子とも遊んだりしたが気持ちが乗らなくなり次第に告白されても断るようになっていった
急に遊ばなくなったから俺には本命が出来たんだという噂は瞬く間に広がる。
間違いではないからそのままにしていた。
「あの…円山くん。」
「ん?なぁに?」
クラスの女の子が話しかけてきた。
「あの…話しがあるんだけど」
久しぶりの呼び出しに複雑な気持ちだったが彼女についていった
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