22 / 133
第22話
夏南が…お誘い?え?…
戸惑ってると夏南が不安そうにして俯いた。
何か勘違いしてる…
「夏南…本気で?えっちしたい?怖くない?」
「ごめん…今の無し…引いたよね?俺…帰る!!」
立ち上がろうとした夏南を抱き竦める
「夏南!何か勘違いしてるでしょ?引くわけないでしょ?」
「ほんと?」
涙で目を潤ませながら首をかしげる。
くっそ…可愛い…
「あのさ…俺だって男だよ?好きな子が泊まりに来てて…考えないわけないでしょ?でも…」
「でも…?」
「俺男とは経験ない…夏南とこうなって色々調べたけど…エッチするときって…入れられる側に負担が…すごそうだし…あ…と…もしかして夏南が俺を抱きたい?そしたらそれで俺も心の準備いるし…」
「え!?りーくんを俺が抱きたい?それは考えてなかった…俺…」
「なら俺が抱く側でいいの?」
「うん…俺…抱かれたい…りーくんに…」
「…っ…もう…夏南…可愛すぎる…」
「もしかしたら…そうなるかもって…俺…少しだけ…後ろ…解してきた…よ…?」
「へ?…えっ!!??へっ?あ…えっ…」
「ごめんなさい…」
「マジでかぁ…もう…夏南…好き…」
夏南が自分で準備とか…想像しただけでイケそう…やばすぎ…俺の恋人が可愛い…
「りーくん…?やっぱり…き…」
気持ち悪いとか言うつもりだろう。それを唇の中に閉じ込めた。
再度深い深いキスを繰り返す。
もう…だめ…抱きたい…でも…負担はかけたくない…
息が上がる夏南と額を合わせる
「夏南…俺…初めてだから…痛いかも知んないよ?嫌だって…怖いって…なったらすぐに教えてくれる?夏南を怪我させたくないし…痛みも極力与えたくないんだ…」
「わかった…」
「約束ね。無理しちゃだめだからね!」
「うん」
ともだちにシェアしよう!