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第117話
勿論俺の家もめのさんの家も相当驚いていた。
「まずは…お帰り。瑪瑙くん。元気そうで良かった」
「旦那様もお元気そうで何よりです」
「まさか璃人を選んでくれるのが君だなんて想像もしてなかった」
「申し訳ありません」
「いや。私はうれしいんだ。璃人を選んでくれてありがとう。君でとてもとても嬉しい。君のご両親にもとてもお世話になってるからご挨拶に行きたいのだが…私も行ってもいいだろうか?」
父のお願いをめのさんは断れるわけもなく今両親とめのさんの実家に向かっているわけだけど…
「めのさん。緊張してる?」
「するよ。だって旦那様と奥様が…」
「瑪瑙くん。ごめんね。急にこんな…でも…あなたのご両親にはどうしても会いたいの」
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