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第125話

相手に指定された場所は大きなマンションの一室だった。 インターフォンを押し部屋に上がるとどこか見覚えのある姿。 この人… 「国光 琢磨…」 「俺のこと覚えてた?」 子役を引退した後何度か前の料亭に来ていたことがある。 誰よりも強い光が見えそうな位惹き付けられる人だった。子役を辞めたときかなり惜しまれていたのをテレビでよく見ていた。 その国光が何故りとさんを? 「りとさんは?」 「寝室で眠ってるよ。すごく可愛い寝顔でね」 「りとさんに、何をした…」 「ふふっ…秘密。さて…貴方の浮気理由を聞きましょうか」

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