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さくらのワンピースがはだけ
薄手のタンクトップが露になる
細い首筋の下に繋がる華奢な肩、腕
白い柔肌に浮き上がる形の良い鎖骨
タンクトップの細い肩紐が
するりとはだけ落ちる
「…竜一」
さくらは倒れた太一の胸に手をつき、上から見下ろした
その顔は化粧のせいもあり
とても艶っぽく
太一の体が反応した
そこに
さくらの膝が当たる
「うっ、…」
太一の声が漏れる
それに気付いたのか気付かないのか
さくらは
トロけるような表情を太一に見せた
「…お願い…」
唇が割れ、ちろりと赤い舌が見える
「…して……」
その言葉に太一は
ごくりと生唾を飲んだ
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