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その後
クラスの女子がホストに変身させた男子を連れて戻り
それに合わせてさくらも
寝ている間にキャバ嬢に仕立てられた
再び太一は勧誘をさせられ
玄関先に立っていた
「……!」
と、そこにさくらの姿が見えた
派手な衣装のため
かなり目立つ
さくらは屋台の前に立つと
誰かと話している様子だった
…竜一
さくらの言葉が思い出される
「…あぁ、」
何となく全てを悟った太一は
竜一と手を繋いで裏庭へと向かう二人を
見えなくなるまで目で追った
【End】
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