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第12話
心好みに仕込まれた身体が揺さぶられる。
「し…ん…、ぁ…しんッ……」
「要…やばい、イきそ」
アツい息を吐きながら腰を突き入れられ、前立腺が潰れる。
こわい位の快感に飲み込まれる。
「ひ、ィ"…ぁ……っ」
「えっろい身体やな。
ぜんぶ、俺のや」
腕を伸ばすと首にしがみ付ける様に頭を下げてくれる。
汗のにおい。
心のにおい。
クラクラする。
心に溺れる。
「だっ…め、イく……イく……っ…」
「まだ、や。
我慢しぃ。
もっとよがらせたる」
腰を掴んでいたアツい手が膝裏を掬った。
「…し、ん…っ」
大学生活にバイトにセックスにと明け暮れる毎日。
でも、生きていると強く実感していた。
「イ…っ、く…イく…イく……」
「…ん、」
あぁ、しあわせだ
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