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第5話
Side尚
「うわ…………これやば…………」
「おぉ……彼氏エロいな…………」
「やばい、俺普通に勃つ」
「はぁ…………お前ら……後で響に怒られても知らねぇからな」
4人のうち、1人がリビングへと出ていくのが見えた
だが、それ以外の3人は僕達の情事を見たいのか、食い入るように僕らを見つめる
ジリジリと僕らに近づきベッドサイドまで迫ってくる彼ら
(…………ち、近いよ……)
その近さにドキドキしてしまう
いつもより早く脈打つ心臓…………
見られているというイレギュラーな状況に
ワクワクとしている心と
嫌だな……と思う心が複雑に混じり合う
けれど……そんな気持ちも彼のキスですぅっときれいに消えてしまう
「……ん、んふ……ぁっ……んむぅ…………」
「…………ちゅ………………は、舌…………だせ、尚」
「んあ………………ほう?」
「ん、いい子…………ちゅ…………」
ちゅくちゅく……と部屋に水音が響く
つぅ…………と、唾液が顎を伝うのも気にならないくらい夢中になって彼の舌を追いかける
舌を絡め、ピタリと体を密着させる
「んぁっ!んふぅ………………あぁ………………」
「がっつきすぎだ、ばか
ほら、お前の好きな乳首いじってやるから
好きだろ?ここ」
「ぁンッ…………そこぉ…………すきぃ…………」
ぬとぉ……とゆっくり乳首をなぞられる…………
下を見ると、熱情の篭もった熱い瞳と目が合う…………
ゆっくり、ゆっくり……見せ付けるように舐められ、ぢゅ……と強く吸われる
「ぁあぁっ…………んにゅぅ………………」
喉を反らし、ビクビクと体が跳ねる……
快楽を逃がそうと、ピンッと足が伸びてしまう
反らした喉に強く噛みつかれ、その刺激にも感じてしまい、どうしようもなくなる…………
チラリと下を見ると、強く吸われた乳首は紅く腫れ上がり、ツンと立ち上がっていて……自分で言うのもなんだが……とてもいやらしかった…………
チュウチュウと右の乳首を子供のように吸われながら、左の乳首を手で強く引っ張られる
最初の頃は痛かったそれも、今ではそれだけで達してしまうほど気持ちいい…………
「ぁ、だめ…………まって…………まってぇっ!」
「ぢゅ………………ひもひいは?なほ………………」
「あぁぁっ!きもちぃから……だめぇっ!」
きもちいい、と答えるとさらに強く責められる
その刺激に耐えられず、腰がカクカクと勝手に揺れ、後ろの孔がヒクヒクと疼く…………
「こら……なにしてるの…………」
「らって………………らってぇっ!」
待てられずに、自分で指を後ろに入れ、くちゅくちゅと弄ってしまう
(ほしい…………早く…………奥を大きいもので…………
ガツンガツンって……強く突いてほしい…………)
だんだん指を増やし、指の動きも激しさを増す
「ぁ、あぁ…………んぁぁっ…………」
「……もういきそうか?」
コクコク……と必死に頷く
いきたい、いかせてほしい…………そればかりが頭を占める…………
頷くと孔をいじっていた僕の指をヌポッと抜き取り
ズチュ!と勢いよく太いゴツゴツとした指を突っ込まれる
「ぁぁあぁぁっ!!」
「……………………ふ……沢山でたな…………」
きょうちゃんの指が気持ちよくて、耐えられず入れられただけで……ビュルル!と勢いよく白濁を吐き出す
それがきょうちゃんの胸と頬にかかってしまった
頬についた僕のものをペロリと舐めとると
僕の足をガッとつかみ、きょうちゃんの太ももあたりまで僕の頭をずらした
イったばかりでぼぉっとしている僕の頬に
ブルンッと勢いよく硬くて熱い塊が当たる
「酔ってて勃ちが悪い……………口で大きくしてくれるだろ?」
まだマックスじゃない彼のものは、それでも十分な大きさで…………
質量のあるそれを優しく手で掴み、クンクン……と鼻を寄せ、匂いを胸いっぱいに吸う…………
(あぁ…………彼の匂いがする…………)
ムワッと濃い匂いを放つそれ…………
ほかの人だと嫌なのに、彼だと大丈夫なのは
僕が彼を愛しているからなんだろうな……
愛おしく感じる彼のものに僕の熱い息がかかる
意を決して……唾液の溜まった口をカパッと大きく開け…………彼のものに、ぱくっとかぶりついた…………
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