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第9話
…優斗は、止めろと言った
でも僕は……男の言葉に誘導され、乗せられ頼ってしまった……
一瞬で、世界が変わる
くるりと隠し扉が回転し
別の舞台に立たされた様な感覚が襲う
開け露になった肌に
男の舌が這う
僕は悔しくて情けなくて
苦しくて……
羞恥に堪えながら
目をぎゅっと瞑った
男の舌が、僕の乳首を舌先で弾き
転がす様に舐め回す
「…ゃ、やあ…っ!」
体は、その快感を簡単に受け入れようとする
……だけど僕の心は、それを必死で拒否する
顔が熱くなり、体が震える……
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