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第6話❥⇢仲直りのあと

…そんなこんなで 甘い甘い仲直りをしたあと、 「ねぇ、でもやっぱり “ユキ”って俺だけが呼びたいから。」 電話して。 琉とケンカした負い目もあって、 素直に、陽向に電話をかけた。 プ、プルルルル…プル…ガチャッ 『…もしもし、先輩?』 「あ、も、もしもし」 『どうしました?』 「えーと…‥…」 無言の俺に 不思議そうな陽向と、 横から、言え。と視線で訴えかけてくる琉。 「ほら、言って。」 痺れを切らしたのか そう言った琉は、 俺の乳首を両手で思いっきりつねった。 思わず声を上げそうになって、 手で自分の口を押さえながら声を出す。 「…ん、。恋人がっ、嫉妬するから これからはメールとかあっんま出来ない。」 『え、彼女!出来たんすか!?』 陽向の声があまり入ってこない。 ただ、琉の手が触る場所だけ敏感になる。 胸を撫でるように触れて、脇腹、 そして、布団の中に手を入れられる。

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