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第8話
「ふ、、ユ、キ、ユキっ…」
耳元で、名前を呼ばれて、
振り返ると、とろけるようなキスをされる。
「んぁっ」
「りゅ、う、すき。」
そう返すと
「あんま煽んな、」
俺の中のモノがさらに大きくなって
動きを早める。
その瞬間、俺の中の敏感な箇所が強く押されて
目の前がチカチカした。
「ん、ああぁぁっ!」
俺のモノから飛び出す白濁とした液体。
「ふ、イッた?」
意識を手放しかける寸前、
琉はまた強く俺の敏感なとこを突いて
無理矢理覚醒させられた。
「や、待って、まだイッたばっか…んっ」
「俺もイきたいから、もう少し我慢して。」
「ふっ、あん、や、んっぅ」
イッたばかりなのに、また突かれて、
ビクビクと俺の身体が震える。
ヘニャリと下を向いた俺のモノも
突かれた瞬間、また勃ち上がった。
「ん、イキそっ」
琉の髪を伝った汗が、
俺の背中に流れるように落ちる。
それが合図かのように、
俺の中に熱い液体が注ぎ込まれて
同時に、ぴゅっと俺のモノからも
白濁とした液体がベットに降りかかった。
今度こそ意識を手放した俺の髪を、
琉は愛おしそうに撫でてキスをした。
「おやすみ、ユキ。」
冬のように真っ暗ではなくて
どこか明るい夜空。
そんな夏の夜空だけが俺らを見ていた。
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