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【R18】シエルベートのお願い(8)

「それなら少し、俺もシエルにするね」 「え?」 「気持ち良くなって欲しいから」  まずは体を綺麗にした。シエルの散らした白濁を舌で舐めとりながら、指先で口の中を犯している。シエルの口の中はとても敏感で、指一本で息を荒くして吸い付いてくる。  これ、俺も気持ちいいんだ。  そうして次は乳首を吸い上げて舌で遊んだ。シエルだってここ、弱いはず。攻めればチュウゥと指を吸い上げていく。気持ちいい証拠だ。  腹にまた、反り返ったシエルの高ぶりが擦れる。わざと擦ったらあっという間にヌルヌルになった。  問題は後ろの穴だよ。俺の張り型咥えてハムハムと蠢いている。すっごく気持ちよさそうにしている。  ちなみに俺は経験値ゼロだ。抱かれる事はあっても抱く事はない。シエルが全部だから、仕方がない。  ゴクッと唾を飲み込んで、張り型を出入りさせるとシエルは震えながら何度も頭を横に振る。気持ちいいんだって、思える甘い匂いがしている。 「シエル、いい?」 「いぃ! うぅ、ロアールのちょうだいよぉ」 「でも…」  俺の、デカイですけれど。今は特に…  思ったけれど、シエルはとても辛そうな顔で見つめて何度も「お願い」と繰り返す。そこで、俺も頷いた。  シエルの中を犯していた張り型を抜き去り、そこに俺をあてがう。そうしてゆっくり力を込めれば、ミチミチッと音がしそうなくらい開いていって、一杯に俺を頬張った。 「はぁ! な…に? これ、気持ちいぃ」 「僕もだよぉ」  熱い中に飲み込まれていく。そのままゆっくりとカリを埋め込んだだけで、俺は腰が砕けそうだ。シエルの中熱い。それに、うねうねしてキュッと吸い付いてきてる。これ、凄い。 「ロアール…」  涙目のシエルに、俺はキスをした。気持ちよさそうに上も下も俺に吸い付いてくる。歓迎されている事はとてもよく分かった。 「ほしい…もっと、奥…」 「痛くない?」 「んっ、痛くないよ」  本当かな。俺の張り型って、確か通常サイズだった。今の俺は興奮しきっていて、あの時よりも太くて長くなっている。  でも、軽く引いて少し押し込むと案外受け入れられる。そして、狭い中をかき分けるように突き上げるのはあまりに気持ちがよすぎた。  シエルの体を固定して、俺は挿入を更に続ける。少し引いてはそれ以上に入れる。シエルは嬌声を上げて俺の体にしがみついてブルブル震えている。気持ちがいいのか、痛いのか分からない。けれど、俺はもう止まれそうにない。  ズチュッズチュッと音がしている。それを聞きながら、俺は一杯にシエルの中を広げて奥へと進めた。けれどその先がどうしても行き止まりだ。最後までは入らない。  それでも満足だ。俺はシエルを撫でてキスをして、たっぷりに笑った。シエルが俺の事を望んでくれたから、こうして無事に抱き合う事ができている。それが嬉しい。  シエルも俺に応じて何度も角度を変えながら俺とキスをしている。舌が絡まる瞬間、中がピクンんと誘い込む。でも俺だって同じだ、舌が触れあう度にシエルの中の俺は熱く滾っていく。 「動く、よ?」 「うん、平気…ちょうだい…」  そっと浅く引いて、奥を押しつけるように突いた。狭く熱くうねる襞が俺のに絡まって出ていくのをイヤイヤと引き留めてくる。そこをズッと擦るように抽挿すると、俺の脳みそ溶けそうなくらい気持ちいい。中で余計に太くなっていって、圧迫してて、シエルの腹が薄ら俺を受け入れている部分まで膨らんでる? 「ここまで…入ってる?」 「ふあ! あんっ、触るの、やぁ!」  思わずシエルの腹を撫でてしまう。だって、ここだよね? え、こんなに深いの?  ゾクッと駆け上がるものがあって、俺は衝動的に更に深くシエルを穿った。根元までは入っていないんだ、今も。でもこれ以上入れたらなんか、まずい感じがするし。 「ロアール、もっと奥ぅ!」 「おっ、奥ってこれ以上!」 「お願い、して!」  いいのかよ、何かいかんだろ!  思って躊躇った。だって、抜けちゃいけない所抜けるよそれ。でもシエルはとても強情な顔をして体を起こす。そして、俺の事を押し倒して上に陣取った。 「シエル!」 「んうぅぅ!」  俺の上に馬乗りになったシエルは、そのまま俺の上にゆっくり、苦しそうにしながら腰を沈めていく。俺のはシエルの中でより深く狭い部分へと押し当てられていって、そして…。 「はっ…わっ! ああぁ!」 「シエル!」  プルプルしながら体を支えていた腕から力が抜けたシエルはそのまま俺の上にペタンと深く腰を落とした。瞬間、抜けちゃいけない奥まで俺のが入り込んでいって、口を開けて吸い付いてくる。  瞬間的にシエルを支えたけれどそれはほぼ間に合わなくて、シエルは動けなくなっている。とりあえず抜かないと! 思っても、些細な動きにもシエルは反応して高い嬌声を上げて震えている。これ、どうするのが正解なわけ!

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