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6-表逢魔野家のふしだらな朝
朝。
なんともくすぐったいような、火照るような、兎にも角にも気持ちのいい目覚めを迎えた黎一朗。
「ん……?」
閉ざされたカーテンの向こうから雀の囀りがちゅんちゅん聞こえてくる中、真っ先に股間に違和感を覚える。
足元に蹲るぼんやりしたシルエット。
動いている。
ん……?
これって……。
「……ルルラルさん、朝一から珍しく積極的ですね」
手探りでサイドテーブル上から拾い上げた眼鏡をかけると、自分の足元に蹲っていた乙女雄悪魔に笑いかけようとして。
その表情がぴきりと強張った。
「ふぁ★ 黎一朗、おはよぉん★」
人間パパの朝勃ちペニスに頬擦りしながら混血息子のリリルルは悪戯っぽく笑った。
「リリリっっリリルルーーー!!!!」
我が子の名を叫んだのは黎一朗ではなく、黎一朗を起こしにやってきたルルラルだった。
相変わらず肩とおへそ丸出しのコルセットに激ミニプリーツスカート、その上にエプロンを着ている。
ぶりぶりなフリルつきではない、ベテラン奥様が身につけていそうな割烹着、頭には三角巾まで乗せていた。
「やめなさいー! 旦那様から離れなさい!」
「えーやぁだ。黎一朗の朝みるく飲むんだからぁ」
「っう」
再び朝勃ちペニスをぱくっと頬張られて寝癖パジャマ姿の黎一朗は思わず呻く。
リリルルはあっという間に大きくなった。
子供というよりまるでルルラルの弟。
目鼻立ちがそっくりで、同じ褐色肌、でも髪の色は何故かピンクのロングツインテール。
改造メイド服はやっぱり激ミニ丈、だ。
乙女雄悪魔ママのルルラルに似て、とってもかわいいせくしーリリルルは。
えろえろ眼鏡高校生パパの黎一朗に似て、とってもえろくて。
「んー★ 黎一朗の朝ちんぽ、激ぅんまぃ★」
「やめてー! いやー!」
かわいい我が子を無理矢理押し退けられずに硬直している黎一朗と、かぽかぽ朝ふぇらに精を出すリリルルの元に、ルルラルがぼふっとやってきた。
「旦那様は……ルルラルのものなの……!」
乙女雄悪魔は我が子に負けじと、頬を真っ赤にしながらも。
横合いから黎一朗の朝ペニスに舌を這わせてきた。
「ちょ、ルルラルさん……!?」
ぎょっとする黎一朗に構いもせずに、乙女雄悪魔と混血息子は人間ペニスをれろれろ舐め尽くそうとする。
積極的なリリルルは強めの舌遣いで鈴口をいやらしく舐ったり、尖らせた舌の先っちょでカリを小刻みにしごいたり。
一方、ルルラルはやんわり優しくソフトに竿をしゃぶったり、ちょこっと恥ずかしそうに睾丸を啄ばんだり。
仕舞いにはぎんぎんに反り立った朝ペニスを交互から唇で挟み込むようにして、両サイドから舐め合ったり。
「黎一朗ぉ、早くどぴゅってしてぇ★」
「ん……旦那様……待ってください……もう少しだけ……ん……ルルラルめに舐めさせてください……?」
いや、無理です、普通に限界です。
「で……出ます…………!」
ぶるるっと痙攣したペニスから朝みるくが派手に弾け飛んだ。
ルルラルとリリルルの褐色頬や唇に勢いよく白濁がぶつかり、とろりと、滴る。
「きゃぁん★」
「あ…………っ」
はぁはぁ喘ぐ黎一朗の勃起は一度だけでは収まらず、まだ、がっつりびきびき怒張したままで。
そんな若さ漲る性欲を間近にしてルルラルとリリルルは上擦った声で囁くのだ。
「旦那様……すみません、ルルラル、感じてしまいました……」
「ボクもぉ、ほらぁ★」
ルルラルは極端に内股となって上目遣いに黎一朗をこれまた恥ずかしそうに見上げ、リリルルは大胆にも白ハイソックスに包まれた足を開脚してもっこり縞々ぱんつを見せつけてきた。
もちろん、黎一朗が選ぶ相手は。
「ルっルルラルさん……!」
「きゃぁ! ま、待ってください、旦那様、リリルルが……っ」
「やだー、ボク、ここから動かないもーん」
しかもリリルルは雄母のルルラルに正面から抱きついたかと思うと、そのままベッドに仰向けに倒れ込んで。
上に乗っかった状態のルルラルぱんつをずり下ろしてしまった。
「きゃぁぁ!?」
「ほぉら、黎一朗、大好きなママのだよーん」
割烹着の狭間で、激ミニスカートの下で、むんにぃっと尻たぶまで左右に押し拡げる。
小さな小さな肉穴がひくひくと呼吸していた。
内壁の、肉の色をした粘膜までが曝されている。
綺麗なピンク色の奥まで……。
「……挿入れますね、ルルラルさん?」
「ぁ……ま、待って、旦那様、ぁっぁっ……くふぅ……ん……!」
めりぃっと亀頭で肉穴を割られるなりルルラルは思わず甘声で鳴いた。
ぱんつのフロントに引っ掛かったままの貧弱ペニスがリリルルとお揃いの縞々をじわぁぁんと湿らせる。
「ぁっやぁぁんっ……ひゃぁ……」
我が子リリルルについ抱きついてよがるルルラル。
なんとも倒錯的な光景にえろえろ黎一朗は素直に興奮してしまう。
「ぁっぁっ旦那様ぁ……っだめぇ……っおちんちん出し入れしちゃ……っふぅぅん……っリリルルの前で感じちゃいます……!」
「前っていうか、真上だけどねん★」
黎一朗のピストンに合わせてリリルルも腰を揺らし始めた。
お揃いの縞々ぱんつ越しにもっこりフロントを摩擦させ合う。
「あん……っリリルル、こら……!」
「いいなぁ、ボクも黎一朗にはめられたぁい。パパおちんぽでぐっちゃぐちゃに掻き回されたぁい」
「や……! だめ……! 黎一朗旦那様は……っルルラルの……ルルラルだけの旦那様なの……!!」
「……ルルラルさん、俺、感激です」
ルルラルの想いの丈を改めて実感した黎一朗、嬉しくて、もっと激しく腰を突き動かした。
黎一朗にペニスで奥を執拗に擦り上げられて、リリルルに貧弱ペニスを刺激されて、ルルラルはぎゅぅぅっとシーツを握り締めた。
止まらない摩擦に互いの縞々ぱんつがカウパー蜜でぬれぬれになっていく。
「はぁぁぅ……だっだめぇ……ルルラル、ぃ、ぃきそぉです……!」
「あん! ボクもぃくぅぅ……! 黎一朗おちんぽにぐちゃぐちゃにされてるの、想像しながらぃっちゃぅのぉ……!!」
えろえろに絡まり合うかわゆい親子を見下ろしながら、狭いアナル奥でのペニス悶絶ピストンをフル堪能した黎一朗は。
射精寸前でぱんぱんに膨れ上がった雄茎をずろろろっと引き抜き、ルルラルの柔らかなお尻にごしごしごしごし擦りつけた。
「あ……また出る……!」
「やぁっぁん……旦那様ぁぁ……っぃっぃきますーーー……!!!!」
「いくぅ! いくいくいくぅぅ!! ざぁめん出りゅぅぅ!!!!」
仲良し家族はほぼ同時に絶頂へ。
「……あいつ、遅刻すんじゃねーの、黎一朗のやつ」
三頭の獣に囲まれてぬくぬくしていた千里は朝っぱらからうるさい甥っ子家族に舌打ちしたのだった。
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