87 / 117
26-4
サラサを舐めるナズナを舐め始めたアクア。
獣姿のときと同じノリで毛づくろいするようにどろどろ塗れの褐色肌を舌先で甲斐甲斐しく整えていく。
仲睦まじいほのぼのコミュニケーション。
かと思いきや。
「うにゃああッ……にゃっ、にゃずにゃ、にゃずにゃぁぁッッ」
「グルル、ぺろぺろしてたら興奮、しちゃった……おちんちん、サラサにいれちゃった……」
どろどろ塗れなサラサの尻孔に、どろどろ塗れなナズナの大層ご立派なイイコちゃんペニスが、ずっっぷしINしている。
どろどろがローションの役割を果たしてぬるるるるるっと最奥まで招き、正に肉壺と化したサラサのアナル。
同じ顔をしたナズナのペニスに貫かれてきゅんきゅん悶えっぱなしだ。
「にゃああああッ……にゃずにゃのちんぽ、ちんぽぉ……ッ」
どろどろが割と取り除かれた男前顔面をくしゃくしゃにして打ち震えるサラサ。
極狭きゅんきゅんなケツ壺にペニスを揉み揉み締めつけられて切なそうにぎゅっと眉根を寄せたナズナ。
「おれ、ママのナカ、二人に譲ってあんまり記憶にないから……サラサのナカ、とってもきもちいい」
「うにゃーー……」
俺様な口ぶりは震える唇奥に引っ込んで、サラサは、甘えるようにナズナに鳴き呼びかける。
「にゃずにゃぁ……」
「ガゥゥ。おれからしたら。パパのものだったママより、ナズナのコレ、コッチがいい」
「あ……アクアぁ」
サラサにペニスINしたナズナのアナルにずぶぶぶぶぶっと根暗ペニスをINしているアクア。
自分も同じように興奮し、ひくんひくん収縮していた肉孔を熱鉛で押し拡げ、焦り気味にぐいぐい突き進めて、奥の奥まで。
「あ、あ、アクアぁっ、アクアぁっ」
「ガゥゥゥゥッッ」
「ふぁん……グルルルル……ッ」
「うみゃッッ」
獣の唸り声を迸らせて姿は人のまま交尾に無邪気に夢中になる。
「うみゃあッッッ」
後ろからアクアに突かれながら自分の腹にくっついていたサラサの直立ペニスをナズナは撫で撫でした。
アクアはナズナの耳をガジガジ甘噛みしながら腰を突き揺らす。
「ガウッ……ナズナに種付けしたいッ」
「や……ッやだ、おれ、アクアのあかちゃん産みたくないッグルルルルッ」
「おれだって……ッにゃずにゃのあかひゃん、産みたくにゃいいッ」
もどき絶頂ではなくガチな種付け絶頂可な体に至っている三つ子は慌ててそれぞれのアナルからペニスを引き抜くと。
「うみゃッうみゃあああッ」
「うーーー……ッッガウウウウッ」
「ぅぅぅッ……グルルッグルルルぅッ」
三つ子仲よく三本合わせ。
色もカタチもサイズも剥けっぷりもいっしょ、三つ子ペニスがずりゅずりゅ、ずりゅんずりゅん、悪魔かうぱぁをふんだんに滴らせて擦って擦って擦り合わせた末に。
「「「にゃあああッッッ!!!!」」」
同タイミングで仲睦まじく絶頂射精したのだった。
白亜の円柱が神殿風にどしんどしん聳え立つ大浴場、中心に大理石の広々したお風呂、通称<お風呂>。
「もっとちゃんと洗え、アクア」
「うるさい、うるさい、早漏サラサが」
「……それならアクアも早漏になる」
大浴槽の前で三人列になって並んで風呂椅子に座り、腰にはタオル、泡をもこもこ立てて互いの背中を洗い合う三つ子。
「蛇に負け続けてる。不甲斐ない奴らだ」
「あれらはまだ幼きこども。純血なる悪魔ソドムの前では赤子同然です」
豚をモチーフにした彫像の注ぎ口からどどどどっとお湯が吐き出される大浴槽、不自然なほどの距離をおいて湯船に浸かったソルルとヒルル。
「「「お風呂きもちいい」」」
「早く炎くらい弾き返す翼になれ」
「「「あ、は~い」」」
「ほら、ヒヨコですよ」
「「「にゃあああッッッ!!!!」」」
ぷかぷか浮かぶヒヨコで遊ぶ三つ子、髪をかき上げたソルルは少しだけウズウズ、微笑ましそうに眺めるヒルル。
なんだかんだ言ってまぁまぁ仲のいい悪魔ファミリーなのであった。
ともだちにシェアしよう!