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第4話

口直しに何か買って帰ろう。弟は何が食べたいだろうか。美味しいスイーツなら喜ぶかな?なんて考える。 「ありがとう、気持ちよかったよ。これ今日の分ね」 「こちらこそいつもありがとうございます。…あれ?1万円でいいですよ?多い分返します」 いつもは1万円なのに、今日は2万円を手渡された。2枚重なって分からなかったのかと思い、多い分を返そうとするとニッコリと微笑まれた。 「いいんだ。これは取っておきなさい。明日から出張で暫く来れないから、その気持ちだよ」 「いや、それでも貰えません」 「いいから、いいから。使いたくなかったら貯金にでも回すといい」 じゃあね、と早川さんは去って行ってしまった。 食事して、フェラをしただけなのに…2万円も貰ってしまった。食事代も早川さんが払ってくれたのに…。こんなに良くしてもらっていいのだろうか。 疑問に思ったが追いかけて返すのも何だか悪い気がして、貰っておくことにした。 いつもならもう1人、2人くらいは引っ掛けて帰るところだが臨時収入を得た事だし、今日は早めに帰ろう。 その前にコンビニでスイーツを買うのも忘れずに。 弟は何を買ったら喜ぶだろう。何を買っても喜ぶし、何でも食べる。嫌いな食べ物とか無いのかな。俺に無理して食べているとかじゃないよな…。

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