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第8話
首筋から胸にまで移動して、ぺろぺろと突起を舐められる。もう片方は手で捏ねられ、何だか変な感じだった。
「胸、感じねーの?」
「感じないけど… なんか、赤ちゃんみたい」
それが可笑しくてハハと笑っていると、突然激痛が走った。
「いっっった!!」
俺の胸を吸う姿はまるで赤ちゃんのよう。しかしそれが気に入らなかったのか、胸をギューッと引っ張られたのだ。
「何すんだよ!」
「バカにしたお前が悪い」
バカになんてしてない。ただ思った事を言ったまでだ。あぁ、最悪。乳首ジンジンするし…。
少し涙目になっている俺を見てニヤニヤと笑っているこの男。こいつはSなのか、それとも人が痛がっている所を見るのが好きなのか。
こいつならどちらも当てはまるな。
「フッ、痛かったか?」
「当然だろ…。力加減おかしいんじゃないの…」
「悪かったよ。これから気持ちよくしてやるからさ」
目に溜まっている涙を親指で拭き取り、頭をポンポンと撫でてくれる。
なんだよ… 急に優しくすんなし…。
いつの間にか男の手は俺の下着を脱がせにかかっていた。
?!これを脱がされた全裸になってしまう!
俺は慌てて男の手を掴んで脱がせるのを止めさせた。
「まっ、待って!俺はいいから! そう!俺、フェラ出来るよ!?ほら脱いだ脱いだ!」
「あ、お前勝手に… まぁいいか。好きにしろよ」
よし、ササッとフェラしてササッとイッてもらって、すぐ帰る!
ベルトを外し、ズボンと下着を脱がせる。まだ勃ってない…。
と言うか、こいつのデカっ!普通サイズでこれ?!勃起したら…と考えると恐ろしい…。
しかしある疑問が浮かぶ。こいつ俺で勃起するのか?なんかいつもハッテン場に来る人たちとは違ったみたいだけど。
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