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第65話

目を覚ますと、目の前には蓮さんがいた。 心配そうな顔をして、俺の髪を手で梳いてくれている。 「蓮さん……おはようございます……」 「おはよう。 昨日はごめんな……。本能のまま動いしてまった」 「あぁ……、体はダルいけど、平気です」 昨日…… そうだ、蓮さんに抱き潰されたんだった。まさか快楽地獄が待っているとは思いもしなかった。案の定、気絶してしまったらしく今の今まで眠りこけていたらしい。 でも後の処理とか、俺の体も綺麗になってるし全部蓮さんがやってくれたのだろう。 あれだけシたのに蓮さんはピンピンしていて、やっぱり体力の違いなのか……。それとも蓮さんが超人なのか……。 「介護付きなんでしょ?ちゃんと介護してよね、蓮さん」 「もちろんだ」 それから丸一日はほぼベッドの上で過ごした。ふかふかのベッドの上でゴロゴロ出来るのは最高に幸せだった。 腰が痛くて立つのが辛い。長時間挿れられていたせいか、後ろも違和感がすごい。全身筋肉痛だし、どれだけ俺は体力がないんだ。筋肉痛に関しては、完全に運動不足だろう。 腰が崩壊してしまっているのは、体力どうこうの問題じゃないけど。 とにかく、次からは手加減してもらわないと俺の体が持たない。毎回こうだと体が持たないが、5回に1回程度ならなんといけるかもしれない。 「送っていただいてありがとうございます」 「いや、そんなフラフラになったのも俺のせいだから。部屋まで送ろうか?」 「いえ、大丈夫です。 じゃあ、おやすみなさい」 蓮さんが「あぁ」と返事したのを聞いて、車の扉を閉めた。 少しだけ、蓮さんと離れたくないと思ったけれどそんなの俺の勝手な気持ちだし、蓮さんは俺がいるとゆっくり出来ないだろうし。 よし、2日分の洗濯物回すぞ!

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