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第3話

数ヶ月前、スカイはジェネラルの寝室の中にいた。 天蓋付きのベッドや枕がある。そこでスカイはジェネラルに迫られている。 「ジェッジェネラル様僕はいっかいの羊飼いですっっ」 「だから?」 「僕のような人間とまぐわったらあなた様の魂が汚れてしまいます」 「…」 「そっそれに僕はオメガです万が一子供が出来てしまったらこの国は終わります」 スカイの住む国の王ジェネラルはスカイの言葉を聞くや否やその顔をこわばらせた。 「私が納めている国が、羊飼いが跡取りを産むだけで終わるとお前本当に思っているのか?」 まずいっ怒らせてしまったっ。 スカイは怯えすぐに謝罪をした。 「もっ申し訳ありません」 「…ハハハッお前面白いな」 「エ…?」 「じゃあこれからお前が言う様に羊飼いが俺の跡継ぎを産んだら国が滅びるか?試してみようじゃないか」 「エ…あっ」 その時、ジェネラルに唇を奪われたスカイは自分が墓穴を掘った事をジェネラルに思い知らされ始めた。

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