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第4話

ここの惣菜は唐揚げがダントツでうまい! いや、一回食べてしまったら もう、後には戻れない 「ほかほか屋」 安直な名前の店 中え呼びかけると白い三角巾を巻いた 優しいそうな女の人が出てきた 「いっしゃませー!あ!慶ちゃん! 久しぶりねー、また、おおきくなってぇー」 「お久しぶりです。あの お線香あげても良いですか?」 ここの店の息子三島 夏(みしま なつ) は、俺と同い年で 近所だった事から幼い頃から仲が良かった 一昨年の冬に事故で亡くなった あいつは、いつも笑っていた 何も言えずに別れてしまって 自分の性格に酷く後悔した 家に帰り1人で唐揚げを食べる 良くご飯が進むよ うまい!と声に出てしまうほど 「だろ!やっぱ母さんのから揚げ は、日本一だよなー!」 ん?俺、今喋ったか?え? 「おい!久ぶりだな!慶!」 目の前に居たのはさっきお線香を 上げてきた奴だ……… えっ?

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