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月明かりが照らす海辺の寂れた駐車場。 近くに海水浴場があるわけでもないそこには、BMWが一台だけ。 国道から外れたそこは、回りに木々が生い茂り人目を遮る。 狭く暑い車内。 千暁は奉仕をしていた口を離し、座った慎司に正面から跨がって後ろに怒張したものを受け入れようとしている。 千暁は上はシャツのみで下には何も身に付けておらず、そこからしなやかな足が伸びている。 慎司に至ってはベルトを外して局部だけを晒し、他はきっちりと着込んでいた。 その背徳感がお互いの興奮を煽る。 「ホテルまで我慢が出来ないなんて堪え性の無い子だな……」 「それにホイホイ応じるなんてだらしない下半身ですねっ……ふっ……ぅ……」 凶器のようなそれを必死にくわえ込もうとする姿がいじらしい。 頬を上気させ慎司の肩にすがり付き熱い息を吐く。 慎司はその光景にますますそこを固くさせた。 千暁の肌は汗でしっとりと濡れ、甘美な香りが立ち込める。 「…ぅ……慎司さんの、大きすぎ、です……くるしぃ……」 「ははは、悪いね」 「ん……その、余裕そうな態度、腹が立ちますね……」 ちゅ……、と 千暁の方から不意に慎司の唇を奪う。 慎司から飄々とした余裕が消え、獰猛な雄の顔が滲み出る。 「ぅあっ!」 慎司が千暁の腰をつかんで、一気に己のものを突き立てると、千暁は堪らず白い身体をしならせた。 「は……、ぁ……ぅっ」 「……中が蠢いているよ。本当にいやらしい子だな」 「ゃ、言わないで、くださ……」 「ほら、動いてごらん?」 「ふ、ぁ……真司さんのが、いっぱいで……動け……ない……っ……」 潤んだ目で助けを求めるように見つめてくる千暁に、慎司は堪らなくなる。 慎司は逞しい腕で千暁の身体を乱暴に揺さぶり律動する。 肉壁を擦り上げると千暁から悲鳴のような嬌声が漏れた。 「……ひ、ぁっ!……ぁ……っ……!」 千暁は慎司の広い背中に爪を立て、慎司は千暁の柳腰を折れそうな程抱き締めて肩口に歯を立てる。 痛みすら快楽に変えて熱い白濁を吐き出した。 欲を吐き出して早速衣服を身に付け始めた千暁の腕を取り、性急な動きで車外に引っ張り出し、ボンネットに上半身を押さえ付け動きを封じた。 履きかけたパンツは膝辺りでくしゃくしゃになって留まっている。 滑らかな臀部が露になり、千暁は羞恥に頬を赤らめる。 いつにない慎司の傲慢な振る舞いにたじろぎながらも相手を挑発する。 「……おじさんなんだから、無理しないで下さいよ?」 「ハッ!そんな強がり言って……どうなっても知らないよ?」 慎司の瞳が猛獣のようにぎらつく。 既に解されているそこに、硬度の衰えない自身を埋め込んだ。

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