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その光は、達哉と僕の裸体を妖しげに照らす ベッドで肌を重ねる度に 互いの熱い息が洩れた 僕は、父と母がどうしていたのかは良くわからない 達哉も、男同士のやり方なんて知らない ただ、裸で抱き合い キスをして 欲望のままお互いの恥部に触れる…… 「…若葉」 達哉の少し掠れた声が 僕の鼓膜を震わせ 中心を熱くさせる お互いの舌を絡め、溢れる蜜を貪り そして達哉は 僕の首筋に、痕を残した 「ねぇ、覚えてる?」 お互いのモノに触れ 熱を吐き出した僕達は 心地よい疲労をベッドに預けていた 「……ん?」 「僕がこの家に来てすぐの事」 「………」 達哉は仰向けに寝転ぶと、大きく深呼吸をした あれは、寒い日だった 僕は育ての母に、捨てられた 父が家を出る前に 行ってきます、と 僕の唇にキスをしたのを 育ての母が何処かで見ていたらしい 達哉がまだ学校から帰らない夕方 僕は口にガムテープを貼られ 両手両足を縛られ 大きなごみ袋に入れられた そして、ゴミ捨て場に、出された

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