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「中学生の分際で、不純異性交遊か…
お前がいると風紀が乱れるな」
まるで汚物にでも触れたかの様に
担任は手を離すと苦い顔をした
僕は、達哉との神聖な行為を汚された様で気分が悪くなる
「お前が落ちぶれるのは勝手だが
私にまで迷惑をかけるな」
目尻が吊り上がり、僕を拒絶する
だけど
「……ふふ」
僕は口角を少し上げた
「…せんせぇ
いせいこーゆーって
何ですか?」
右手を退けながら首を少し傾け
紅い痕を見せる
そうしながら半歩近付き
潤んだ瞳で担任を見上げた
「僕のココ見て
どんな想像したの……?」
ゆっくりと唇を動かすと
担任の喉仏が動いた
僕は更に半歩近付く
そして担任の顔を下から覗いた
「……ねぇ、せんせぇ」
それが油に火を注いだのか
それとも本当に想像したのか
担任の顔は紅潮し
肩が震えた
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