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夢魔1

教室に入る 僕が席に付くと、近くで雑談をしていたクラスメイトが口を閉じ、こちらを見る それに構わずにいると、再びざわざわする 「…工藤くん、何か雰囲気変わったね」 「うん…入学当時は弱々しい感じだったのに」 「…綺麗……」 その言葉を受け、僕の事を話す女子の方を向く すると女子は、頬を赤らめぱっと僕から目を逸らした この三日間 僕は父と過ごしている 初めて体を重ね、快楽を知ってから 僕はそれに溺れてしまっていた 思い返すだけで 体が疼く…… …したい、真咲と 繋がりたい…… その一方で 早くその姿を母に見せてやりたいという黒い感情も抱いていた 「…若葉」 体育教師が僕の内腿に唇を当てた 手は厭らしく太ももを撫で回す 僕は空き教室の机の上に座り、軽く足を開き手を後ろについてこの時間が過ぎるのを待った 「…なぁに、せんせ」 体育教師はその股の間から見上げた 「触っても、いいか?」 「…どこを?」 上から見下ろすと、体育教師は僕の顔色を伺っていた 「若葉の、綺麗な所」

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