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言われた瞬間、そこが疼く …だけど、真咲と達哉以外に 触らせたくない…… 「…綺麗な所って、ココ?」 そう言って、首筋を指先で撫で下ろし鎖骨で止まる すると、体育教師の喉がゴクリと鳴った 「…そこも、だけど……」 「じゃあ、もう少し下の方?」 細い指でシャツのボタンを外し、前を開ける そして白い肌に浮かび上がる様に咲くピンク色の小さな蕾を、その指先で挟んで見せる すると待ちきれなかったのか 教師が僕に飛び付き、そこに唇を寄せるとちゅうちゅう吸い付いた まるでお腹を空かせた赤ん坊の様に、貪る 後ろに押された僕は、体育教師の肉体に潰されそうになるのを必死に耐える 「せんせ、苦し……」 予想外の展開に、驚きと体勢のキツさもあって 後ろについた両腕が、ガクガクと震えた ……はぁ、はぁ、 気付けば体育教師の腰が僕の足の間に入り、反応したソレがぐいぐいと当たってくる 「っ、もう我慢できね…」 体育教師が腰を擦り付けた 飼い犬に噛まれるとは、この事か……? 「…ゃだ、せんせ…そんな事しちゃ……」 「若葉、そろそろ大人の世界を教えてやるよ」 煽りすぎた…… 服従のバランスが崩れた今、体育教師の本能が主導権を握ろうとする…… 「凄い良い匂いだな…」 勿論、真咲と体を重ね開花してしまったフェロモンを 間近で嗅いでしまったという原因も重なる

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